78歳の父が、ここ2年ほど日曜の夕食にあまり来なくなっていました。孫のサッカーの試合も途中で帰ってしまう。いつも何かしら理由をつけて。
年のせいで疲れやすいだけだと思い、深くは聞きませんでした。
ある日思い切って聞いてみると、座るのが本当につらかったそうです。どの椅子でも20分ほどで尾てい骨と腰が痛み出し、何より座ったあとに立ち上がる瞬間が怖かった、と。
父は「年を取ればこんなもの」と、誰にも言わずに我慢していたんです。
尾てい骨が当たる部分にくぼみがあって、そこに圧がかからない「ラクザ」というクッションを見つけ、リビングの椅子用と車用に2つ買いました。
正直あまり期待していませんでした。でも今では夕食の席に長くいてくれます。先月は孫の試合を最後まで、一度も「帰ろう」と言わずに見てくれました。
帰りの車で父がぽつりと「何も気にせず座っていられる感覚、忘れてたなあ」。クッションひとつで泣きそうになるとは思いませんでした。
親御さんが最近なにかと用事を断っていたら、一度理由を聞いてみてください🍀










